2023.03.26
お洒落の達人は腕時計をどう選ぶ? 【まとめ】
デザイン、機能、付け心地……腕時計を選ぶ基準は、人によって実に様々。そこで、お洒落の達人たちに時計のセレクトを聞いてみました!
featuring 土井地 博
ロレックス デイトナをお洒落の達人はどうこなす?
「誰にでも若い頃に憧れた名品があると思います。僕も雑誌で見たり先輩から教えられたりして手に入れた名品がいくつかあります。当時はそれを無邪気にリスペクトし、ある意味背伸びをして身に着けていました。そしてその時よりも色々な経験や知識を蓄積させた今、もう一度自分らしくかつての名品と向きあいたいと思うようになったのです」
そんな土井地さんの愛用時計はロレックスのデイトナ(Ref.116520)。2000年に手に入れた1本目は、すでに手放してしまいましたが、名品への思いは変わらず、2本目を10年前に再び購入。改めて身に付けることで腕時計としての完成度を再確認し、最近では日常的にヘビーローテーションしているのだとか……
featuring 西口修平
お洒落のプロが語る、運命のヴィンテージウォッチの見つけ方・こなし方
「学生の頃からクラシックスタイルに憧れていて、そんな着こなしには時計もクラシカルなものがマッチすると考えていました。
リアルなクラシックスタイルを知るテキストとして最適なもののひとつに、往年のハリウッドムービーが挙げられます。1940~60年代を描いた映画では、お洒落な紳士たちが小振りの機械式時計を品良く付けて登場します。そういった装い方を自分も取り入れようと、ヴィンテージ時計の道に入りました……
featuring 大出剛士
タグ・ホイヤー、ベル&ロス、ロレックスに共通するエッセンス
20代の頃から人生の節目に購入してきたと語る大出さん。それら時計は、すべてブラック文字盤かつスチールケース&ブレスレットタイプ。一本筋の通った時計選びが大きなポイントとなっています。
「特に時計集めが趣味というワケではないんです。何かのタイミングや記念の感覚で手に入れてきたら、こういうラインナップになってしまい……(笑)。偶然とは考えづらく、きっと自分の中にあるナニかが選ばせているのでしょう。
振り返ってみて言えるのは、色々な服装にマッチする普遍的なデザインがひとつの軸。あと、男の時計は長くしっかり使えるものを選ぶべき、という考えも昔から持っており、ファッションブランドのものというより、長年時計を作り続けてきた専業メーカーのモデルを選んでいます……