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2025.03.08

ジムニーからランボルギーニまで!? 注目の新型車5選

続々と登場する魅力的なEVから、ラストチャンスとばかり登場する内燃エンジンのスーパーカー。実は今クルマは一番面白い? 注目の5車種をレビュー!

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文/小川フミオ、藤野太一

EVもスーパーカーも気になるクルマ好きのために、注目5車種をレビューします!

EV全振りになるかと思われたクルマ業界。魅力的なEVが続々と登場する一方で、内燃エンジンのスーパーカーもラストチャンスとばかりに登場。実は今クルマは一番面白いのかも? というわけで、注目の5車種をレビューいたします。

テスラの新型スポーツカー「ロードスター」の国内受注が始まっていた

▲ テスラの原点といえる「ロードスター」の次期型。イーロン・マスクCEOはテスラのもてる最新技術を結集して2025年に生産を開始すると表明した。
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テスラ初の量産BEVは、2008年に発売された2シーターオープンスポーツカー「ロードスター」だった。シャシーはロータスエリーゼのものを流用、最高出力215kWのモーターをミッドシップに搭載し、0-100km/h加速は4秒以下。駆動用バッテリーは、パナソニックのPC用リチウムイオンバッテリーを大量に敷き詰め総容量約53kWhを確保。満充電時の走行可能距離は約390kmだった。
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テスラの原点といえる「ロードスター」の次期型。イーロン・マスクCEOはテスラのもてる最新技術を結集して2025年に生産を開始すると表明した。

当時、それまでトヨタのプリウスをレッドカーペットに乗り付けて環境意識の高さをアピールしていたアメリカのハリウッドスターなどのセレブリティがこのロードスターに乗り換えるといった現象が起き、大きな話題を呼んだ。実は日本人でテスラにいち早く目をつけていたのが、トヨタ自動車の豊田章男社長(当時)。2010年にはトヨタがテスラの株を3.15%取得し、資本・業務提携を開始。その際、イーロン・マスクCEOが、右ハンドル仕様のロードスターを章男社長にプレゼントしている。
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【雪道試乗インプレッション】スバルの新型車「クロストレックPremium S:HEV」の実力は?

この冬、オヤジさんは、スノースポーツを楽しんでるでしょうか。大雪でそれどころではない地域もあって、たいへんなこととお見舞い申し上げます。雪というのは、なかなかたいへんなものです。そんな雪の中でテストドライブをしたのが、スバルの新型車「クロストレックPremium S:HEV」であります。

「クロストレックPremium S:HEV」は、現行のラインナップに追加された車種。最大の特徴はストロングハイブリッド化されたエンジンにあります。これまでは、発進や加速のときだけモーターを使うマイルドハイブリッドでしたが、今回は満を持して(?)より燃費にすぐれるストロングハイブリッドが設定されました。
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2024年12月に発売されて、2025年になって、メディア向けに試乗の機会が提供された場所が青森。温泉好きオヤジさんならご存知のはずの名湯、酸ヶ湯温泉と市内を往復しました。

すぐれたAWD(全輪駆動)システムも自慢なスバルなので、雪上の走破性を含めてクロストレックS:HEVを体験してほしいという思惑だったと聞きましたが、コースは除雪が行き届き、せいぜいウエットという状態。まあ。おかげさまで、バッテリー駆動でのモーター走行の醍醐味を味わうことができました。ひと言でいって気持ちよく走ってくれます。

アストンマーティン「ヴァンキッシュ」の3代目は新開発V12エンジン搭載で威風堂々!

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世界的にオヤジさんの憧れが、映画『007』。007といえばのアストンマーティンが新型スポーツカー「ヴァンキッシュ」を2024年9月に発表。10月にメディア向け試乗会が開かれました。おみごと、な出来であります。

ヴァンキッシュは、今回で3代目になります。最大の特徴は、5.2リッターV型12気筒エンジン。なんと、世のなかが電気自動車へと(ゆるく)向かうなかにあって、新開発というまことに大胆なことをやりとげてしまったのです。

ボディは、側面から見たときの流れるようなシルエットに、ためいきが出るほど。より美しいスタイルが欲しいと、先代ともいえる「DBS」よりホイールベースを延ばしています。これも大胆、だけどクルマ好きにはうれしい英断です。
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アストンマーティン「ヴァンキッシュ」 ダックテールと呼ばれるリアのスタイルが古くてあたらしい印象。

あたらしいヴァンキッシュは、1950年代から60年代にかけての、世界中のコレクター垂涎のクラシック・アストンマーティンの特徴をうまく取り込んでいます。

ボンネットの造型しかり、フロントタイヤ背後のエアアウトレットしかり、後端がめくれるように持ち上がってリアスポイラーの働きをするダックテールしかり、すぱっと垂直に切り落としたようなコーダトロンカっていうリアエンドしかり、であります。

とりわけ、1956年の「DBR1」や、63年と64年の「DP212」「DP214」それに「DP215」(DPはディベロプメントプロジェクトの略)といった、レーシングカーを彷彿させます。
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Gクラス、ジープのいいとこ取り⁉ 「ジムニー・ノマド」に人々が熱中する納得の理由とは?

現行型ジムニーが登場したのは2018年のこと。660ccのエンジンを搭載する軽自動車版の「ジムニー」と、軽のジムニーをベースに1.5リッターエンジンを搭載し、トレッド幅を少し拡大した普通車版の「ジムニー・シエラ」というバリエーションがある。いずれも3ドアのみの設定だ。

このジムニー&シエラはデビュー直後から大ヒットとなり、デビューからおよそ7年が経過したいまもグレードや仕様によっては納車1年待ちとも言われている。
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そもそもジムニーとはどんなクルマなのか。ひとことでいえば、ラダーフレーム構造をもつ本格オフローダーであり、軽自動車としては唯一無二の存在。1970年の初代誕生以来50年以上にわたってそれを貫いており、林業関係者やオフロード走行愛好家、競技者などいわばプロのツールとしてのニーズに支えられてきた。よりマニアックにいうならば、ジムニーとは「FRレイアウト」、「副変速機付パートタイム4WD」、「リジッドアクスル式サスペンション」を求める人たちのクルマだった。

ラダーフレームは梯子型の形状からそう呼ばれる。このフレームの上にボディを載せて固定するもので、構造がシンプルでタフであることがメリット。それゆえ本格オフロード車や貨物車などトラックでもこれを採用する。一方、現在の乗用車の主流はボディとシャシーとを一体化したモノコック構造。軽量で衝突安全性に優れるといったメリットがある。

初期のジムニーを見ればわかるが当初はいわゆるミニ・ジープともいうべきデザインだった。ジープは丸いヘッドライトと7スロットグリル(縦に7本のスリットが入っている)を特徴とするが、ジムニーの初期モデルでも丸いヘッドライトで8本や10本のスロットを備えたモデルがあった。その後はスロットを廃止するなどデザイン変更を繰り返し、ジムニーらしさを求めて試行錯誤してきた歴史がある。
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ランボルギーニの新型車「テメラリオ」は何がスゴイのか!?

どうせだったら、メッチャいいものが欲しいオヤジさん。スポーツカーでもと思ってらっしゃるなら、ランボルギーニが2024年11月末に日本で公開した新型車「テメラリオ」は、どうでしょう。V型8気筒ツインターボエンジンに、ハイブリッドシステムを組み合わせたミドシップスポーツカー。最高出力が920馬力という超ハイスペックであります。
ランボルギーニ テメラリオ 3基の電気モーターと8段デュアルクラッチ変速機で、静止から時速100kmまで2.7秒で加速。
もうひとつの魅力は、クラシック・ランボルギーニファンのためにデザインされたスタイル。「ランボルギーニのデザインDNAはクンタッチ(カウンタック)」と語るミティア・ボルカート氏のディレクションのもと、「遠くからでもひと目でランボルギーニとわかるシルエットや、宇宙船のようなリア」を意識して造型されたといいます。

クルマ好き、ランボ好きのオヤジさんなら、どこにどんなモチーフが過去のランボルギーニから引用されているか、探してみてはどうでしょうか。
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