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2025.03.04

iPhone 16eの「e」って何? 買い替えはこんな人にオススメです

いよいよ発売となった「iPhone 16e」。iPhone 16と何が違うの? どんな人が買うべきなの? ってことで、中級Apple信者の編集部員が実機レビューいたします!

CREDIT :

写真・文・編集/平井敦貴(Web LEON)

「iPhone 16e」への買い替えは「アリ」です!

iPhone 16eを実機レビュー! 買い替え検討なら「即買い」です
2月28日に発売となった「iPhone 16e」、そろそろスマホの買い替えで気になっている方も多いでしょう。ということで今回はそんな「iPhone 16e」を編集部員・平井が実機レビューいたします! これズバリ、スマホの買い替え検討中なら「即買い」です!
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iPhone 16eの「e」って?

まずはiPhoneシリーズのおさらいです。現行のiPhone 16シリーズには「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16」があり、今回の「iPhone 16e」はカメラのレンズ数などを絞った普及モデル。これまで「iPhone SE」がその立ち位置でしたが、現在「iPhone SE(第3世代)」はオフィシャルストアから消え「iPhone 16e」がその座につきました。ん? ここでひとつ疑問が湧きますよね。

「なんでiPhone SE(第4世代)じゃなくてiPhone 16eなの?」

そう、このネーミングの「e」って何? ちなみに「iPhone SE」の「SE」は「Special Edition(スペシャルエディション)」の略。「Second Edition(セカンドエディション)」じゃないので悪しからず。

で、「iPhone 16e」の「e」ですが、これは「Essential(エッセンシャル)」や「Everyday(エブリデイ)」など、「e」から始まるさまざまな単語のイメージを元に付けられ、特に意味はないのだとか。ほかにも「e」から始まる単語には「Educational(教育向け)」や「Economic(経済的)」などもあるので、直感的に普及モデルを想起させるネーミング戦略なのかもしれません。

そんな「iPhone 16e」は実際にどんな機種なのか。続けて見ていきましょう。
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48MPの“ツーインワン”カメラシステム

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▲ 左はiPhone 16 Pro、右がiPhone 16e。カメラのレンズ数が異なります。
「iPhone 16e」のカメラレンズは1個。ちなみに「iPhone 16」のレンズは2個、「iPhone 16 Pro」は3個。わかりやすい序列ですね。

「iPhone 16e」のズーム倍率は写真が「1〜10倍」、ビデオが「1〜6倍」。なお、「iPhone 16 Pro」はそれぞれ「0.5倍〜25倍」、「0.5倍〜15倍」なので“超広角”や“超望遠”撮影をする人には少し物足りなく感じるかもしれません。ただ、日常的な写真やビデオならほぼほぼ問題ないはずです。実際、私も使ってみてほぼほぼ問題ないと感じました。
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こちらのサンプル写真をご覧ください。人物から風景まで綺麗に描写できていますよね。レンズは1個ですが、最大48メガピクセルのカメラによって2倍のズームをしても写真が粗くなるようなことはありません。まるで1つで2つ分のカメラがあるかのように、“ツーインワン”で光学ズームが使えるんです。
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LightningではなくUSB-C

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「iPhone 16e」のコネクタはUSB-C。この機種の登場で、ようやくすべてのiPhoneからLightning端子がなくなりました。最近ではPC、カメラ、小型家電などはほぼUSB-Cで統一されているのでこれは多くの人にとってうれしいポイントでしょう。出張の時もUSB-Cケーブルさえあればガジェット類の充電に使いまわせるので楽ちんです。iPhone 14以前のユーザーが乗り換えるならここが一番大きな進化かもしれません。
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Apple Intelligenceにも対応

ちなみに、今年4月よりいよいよ日本語版がリリースされるAppleのAI「Apple Intelligence」にも対応。A18チップ(4コアGPU)を搭載するのでスペック的に不足はありません。写真から不要なものを簡単に消したり、画像を生成したり、自動で作文したり、Siriに何でもお願いできたりと、これまで以上に活用の幅が広がりそうです。今後はスマホにおいても「AIが使える」機能はマスト。普及モデルといえども対応チップを積んでいるのは長く使う上で重要なポイントでしょう。
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「iPhone 16」「iPhone 16 Pro」との違いは?

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▲ 写真上の「iPhone 16 Pro」にはサイドに「カメラコントロール」がつき、「iPhone 16e」には「カメラコントロール」がつきません。
そんな「iPhone 16e」ですが、「iPhone 16」「iPhone 16 Pro」と比べると何が違うのか? ポイントをまとめると以下になります。

◼︎ iPhone 16e
・カメラシステムのレンズが1個
・カメラコントロールなし
・Qiワイヤレス充電に対応
・6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイ
・4コアGPU(A18チップ)
・最大26時間のビデオ再生

◼︎ iPhone 16
・カメラシステムのレンズが2個
・カメラコントロールあり
・MagSafe、Qi、Qi2ワイヤレス充電に対応
・6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイ
・5コアGPU(A18チップ)
・最大27時間のビデオ再生

◼︎ iPhone 16 Pro
・カメラシステムのレンズが3個
・カメラコントロールあり
・MagSafe、Qi、Qi2ワイヤレス充電に対応
・6.3インチのSuper Retina XDRディスプレイ(iPhone 16 Pro Maxは6.9インチ)
・6コアGPU(A18チップ)
・最大33時間のビデオ再生
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カメラレンズの数やカメラコントロール(右サイドのタッチ式ボタン)の有無、MagSafeの対応・非対応およびワイヤレス充電の規格、ディスプレイサイズが大きな違いで、あとはスペック差になります。正直、この差なら「iPhone 16e」で十分という方も多いでしょう。一番の懸念点であるMagSafe非対応は微妙なところですが、MagSafeに対応するリングやカバーをつければ使えるので、実際のところはそこまで不便は感じないかもしれません。ハイエンド機種じゃなくてもよく、そろそろスマホの買い替え時かな、なんて方には特にこの「iPhone 16e」をオススメします。

ちなみに私自身は現在「iPhone 16 Pro」を使っていますが、日常的な使い方なら「iPhone 16e」でもまったく問題ないと感じています。例えば彼女の写真を撮る時も、“超広角”や“超望遠”なんてほとんど使いませんし、2倍ズームのポートレートモードがあれば、だいたい上手く撮れちゃいますから。そう、iPhoneならね。

次回はそんな「iPhone 16e」の使い心地やカスタムするテクニックをご紹介いたしましょう。ぜひWeb LEONをお気に入り登録しておいてくださいね。

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