総額1200万円で、美容治療受けまくり！ オヤジだからこそ楽しみたい韓国プライベートジェット美容旅

富裕層向けコンシェルジュサービスを運営するアルカディア代表取締役の才津香果（さいつ・かぐみ）さん。贈り物選びから旅の手配などなど、世界のセレブリティのあらゆる要望に応えるなかで見てきた、富裕層の遊び方とは？ 自身も旅マニアとして、世界のラグジュアリーリゾートをめぐり続け、これまでかけた自腹・旅費総額は9億円超え！ その旅で見つけたセレブのための驚きのサービスなどをご紹介！

連載第3回は、富裕層たちが楽しんでいる、美容、カジノ、美食に浸る3日間、韓国プライベートジェット旅の全容を伺います。

最近は美容にお金を使う男性が増えてきて、先進美容医療から化粧品まで、私のクライアント様でも月額200万円ほど使っている方がいます。けれどやっぱりコツコツとクリニックに通う時間のない経営者の方も多い。そこで今回は先日弊社が手配をさせていただきました「韓国弾丸 ３日間集中美容旅」をご紹介させていただきます。

まずはプライベートジェットで韓国へ。羽田からソウルへのビジネスクラス搭載の通常運航便は20時頃には終わっていますが、プライベートジェットならそんなこと気にせず、夜中まで仕事や接待をこなし、深夜に飛行機に乗り込んだってかまいません。

深夜にソウルに到着したらまずはカジノで運だめし。プライベートジェットなら韓国に着陸してから入国審査や荷物を受け取る列に並ぶことなく30分前後でカジノホテルに着いてしまいます。

そうして翌朝は早々に身体の歪みを正す針治療から始めましょう。肩こりやむくみにも効果がありますので、男性にも人気です。

次はレーザー専門クリニックにて、悩みに合わせたレーザー治療。これらは日本よりも強力なものがあり、私も受けたことがありますが、最新鋭のマシンがひしめいていて、ほぼレーザー工場のような数が並んでいます。

レーザーといってもほくろやイボを除去するもの、シミを薄くするもの、たるみ治療など１０種類以上。日本のクリニックですと、これらを同時には受けられない場合が多いのですが、韓国ではそうではありません。フェイスラインにはこれ、頬はこれ、と気になる箇所を、それぞれ違った施術で同時に受けることができ、重ねることもできます。時短にもなりますし、なにより日本よりパワーが強いのでダウンタイムもありますが高い効果が期待できます。

この日はさらにクリニックのハシゴを。次なるクリニックは韓国に数店舗ある安価な大型クリニック。でもここ、実はVIPシステムがあるんです。

VIP対応を受けるためには50万ほどのデポジットが必要ですが、施術価格は通常価格と同額。フロアも異なり、自動扉の先はVIP専用エリア。韓国の美容皮膚科ではオープンな待合室で、麻酔クリームを塗った患者をよく見ますが、専用個室のため、プライバシーも守られます。個室にはアメニティやドリンクも専用冷蔵庫に数種類、スウィーツまであり、のんびりくつろぎながら麻酔、施術、鎮静まで終えることができます。

富裕層の方々は時短と効率性を最重要視しますので、治療を受けながら、さらに美白効果やアンチエイジング効果のある点滴を受ける方が多いですね。普段はとにかく忙しいから、この韓国旅で全身一気に施術してしまいたい！ という方にはおすすめですよ。

最後は、頭皮専門クリニックへ。専用スコープで頭皮環境や毛穴、髪質をチェックし、現状の悩みや改善すべき点をドクターと話し合います。その後、ヘッドスパ専用エリアに移動。

シャンプーから始まり、各患者に合わせた栄養成分を、その場で調合したクリームを用いてヘッドスパを行います。手業とともに機械も使い、頭皮を柔らかくしてから、栄養をしっかりいれていくので、ヘッドスパ後は頭皮が柔らかく、顔色まで違って見えるんです。

さらに特徴的なのはこのクリニックには美容室が併設されているということでした。ヘッドスパを受けた後に、丁寧に髪をブローしていただき、お願いすれば巻き髪などのアレンジも可能。ヘッドマッサージを受けるとむくみも取れて、顔もすっきりするので、ディナー前に訪れるのがおすすめです。そのほかにも、眉のアートメイクや韓方クリニックなど、お客様の希望に合わせて旅程を組んでいます。

ここまで美容治療ばかりでしたが、ご宿泊いただくホテルはカジノホテルへ。夜はたっぷりカジノを楽しまれるお客様が多いですね。施術後、お酒は控えた方がいいですが、食べるものは制限ありませんので、焼肉などの美食も堪能して、そうして翌日はまた治療へ。シミ取り後にはテープが貼られ、他の治療でも腫れや赤みなどのダウンタイムがあるものもありますが、美容クリニックが多くある韓国では、ダウンタイム中の方は街中に多くいらっしゃいますので気にする必要はありません。　

こうして３日ほど過ごし、美容医療にだいたい150万円、ホテルに150万円、プライベートジェットのチャーターで900万円。合計で1200万円ほどがこの旅の費用になります。

今回手配したプライベートジェットは８名様まで搭乗できるので、仲間で割り勘なんてことも可能。韓国美容に集中する３日間といっても、カジノ、レストラン、ショッピングも堪能できる欲張りな旅、女性同伴のお客様にも人気があります。

超富裕層だけではなく、いわゆるバリキャリと呼ばれる働く女性たちも、このような旅、実は結構しているんです。プライベートジェットは無理でもビジネスクラスで韓国往復、フォーシーズンズホテル ソウルやソウル新羅ホテル、ジョンソンパレスあたりに宿泊。同じく美容医療三昧の旅でも合計約200万円前後です。たまの贅沢としてこのような体験を女性にプレゼントされるのもLEON読者の皆様にはおすすめです。

富裕層のお客様方とお話をしていると、年齢を感じさせない若々しさがあり、ご自身も120歳は当たり前、それ以上生きると本気で考えている方が多くいるなという印象です。120歳まで生きるのだから、なるべく長い間、健康で若々しく、美しくありたいと思いますよね。80歳やそこらではまだまだ！ ということ。ですからみなさん、早いうちから美容医療には本当に積極的です。

かつては、顔に糸を入れて皺やたるみを改善する「糸リフト」をやっただけでも「整形した」などと悪く言われてしまうこともありましたが、今や顔にお金をかけることはあたり前。フェイスリフトをして、突然若々しく美しくなったからって、「クリニック行ったのかな」くらいのこと。誰かに何かを言われることを心配する必要がなくなった今の時代、若々しく美しくあることを楽しみながら追求していく。そうして得た活力をどんどん仕事に注入していく、そんな男性たちは素敵だと思います。

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