2021.09.04
「なぜ人は美人に惹かれるのか」を考える記事5選
「美しさ」の好みは人それぞれで、決して一様な基準を設けられるものでもなく、だからこそ人は自分にとっての「美」を求め、「美」に近づこうとする生き物でもあるのかと。LEON.JPが「美人」について考察してきた記事5本をご紹介。
今どきの「日本美人」ってどんな顔?
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かつては小野小町から、現代は石原さとみさんや桐谷美玲さんまで、日本人の「美人」の基準は時代とともに変化してきました。特に小野小町が生まれた平安時代は、美人の条件の一つに「和歌を詠むこと」が必須だったりと、決して容姿だけの問題ではなかったそうです。とはいえ、当時はどんな見た目が「美人」とされていたのかと言うと……
ミスコン受賞の常連国は、美人を国策として育成していた!?
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さて、そんなミスコンにおいて、圧倒的な優勝回数を誇る国があるのをご存知でしょうか。気になるその国は、南米の国ベネズエラ。
現代の美人画は、“あわよくば”という男のリビドーが描かせていた
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そのブームの立役者であり、人気を牽引しているのが日本画家の池永康晟さん。まずは池永さんの作品をご覧いただきましょう。衣装の柄まで細密に描かれた若い女性たちの表情は、どれも強い感情を表さず何か心に秘めたように思わせぶりです。見ている側からすると近づけそうで近づけない、その微妙な距離感のもどかしさが、逆に女性の神秘的な魅力を掻き立て、強い印象を与えます。
【検証】平成美人とは何だったのか? 安室奈美恵、上戸彩、石原さとみ、そして……
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細部でご意見は異なりましょうが、60年以上も続いた昭和ですら「昭和美人」といえば吉永小百合や山口百恵といった、誰しも一応は納得する美のアイコンが思いつきます。では「平成美人」と言ったらどなたが浮かぶでしょうか?
わずか30年ながら女性のファッションやメイク、そして人気者が目まぐるしく変わり、好みも細分化されたため、ズバリこの人!と断言するのが難しいのではないでしょう
「小股の切れ上がったいい女」って、どんな意味?
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とりわけ明治以前の日本では、日常会話とは別にさまざまな表現で男女の思いや行いを伝えていく文化が発達しました。
万葉集の和歌に始まり、源氏物語や枕草子といった女性たちが著した文学、そして中世のさまざまな物語を経て、江戸時代には人情本と呼ばれる数々の恋愛物語が出版され、庶民の間で人気を得ました。