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2025.02.09

美味いものを食べたければドバイに行け! 世界の富裕層の合言葉をご存知ですか?

なにかと進化が著しいドバイ。“世界一の〇〇”を連発するイメージですが、グルメ分野でもその凄さを発揮し、3年前には「ミシュランドバイ」ができたほどのグルメデスティネーションに進化しています。なにしろドバイはレストラン密度の高さではニューヨークにも並ぶ勢いのレストラン密集地帯。チョイスも多く、ワクドキな食体験に満ちた街、ドバイに行くならレストランは要チェックです!

CREDIT :

文・写真/岩佐史絵 

なにかと“世界一”のドバイが、世界一のグルメデスティネーションとなる日も近い⁉
▲ なにかと“世界一”のドバイが、世界一のグルメデスティネーションとなる日も近い⁉
アラブ首長国連邦を形成する7つの首長国のひとつ、ドバイ。現在はドバイと聞けば誰でも「ラグジュアリー♡」を連想するデスティネーションですが、30年くらい前まではわりと地味めな街でした。それが突然の変貌、この急成長は、国として原油に頼ることをやめ、外貨獲得経済モデルを打ち出しているから。
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ドバイでは不動産を購入したりビジネスを興したりする人は比較的容易にビザが取得できるとあって、海外の投資家やビジネスマンといった住民が多いのです。そして、そんな舌の肥えたセレブたちを満足させるべく次々とファインダイニングがオープン。2021年には「ミシュランドバイ」が誕生し、地元のグルマンたちも推しレストランがいつ星を獲るか? と毎年注目しているという活況ぶり。

というワケで、いま、密かにアツいグルメデスティネーションといえばドバイといっても過言ではないでしょう。どのシーンにおいても素晴らしい食体験を盛り込むことができるので、短い旅でも満足すること請け合いです。

地上から最も高いところにあるレストランで朝食を

そんなドバイ。朝ごはんからもうイケイケです。

日本から直行便でドバイへ行くにはエミレーツ航空一択(コードシェア便あり)なのですが、東京(羽田、成田)・関空のどこから飛んでも到着は早朝。ホテルに荷物を置いたら、さっそく朝ごはんに出かけましょう。
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360度のビューが楽しめる広い店内。ラウンジもあり、夜はまた雰囲気が違うだろうなと想像。『ミシュランガイド ドバイ』でもドバイモール近くのおすすめレストランとして紹介されている。
▲ 360度のビューが楽しめる広い店内。ラウンジもあり、夜はまた雰囲気が違うだろうなと想像。『ミシュランガイド ドバイ』でもドバイモール近くのおすすめレストランとして紹介されている。
ドバイの象徴的存在、世界一高い建造物としてギネス認定されているバージュ・カリファの122階に位置する、これまた「地上から最も高いところにあるレストラン」『AT.MOSPHERE(アトモスフィア)』へ。

360度ドバイの景色を俯瞰できるファインダイニングで、以前からかなりの人気を誇っていましたが、このほど『ブレックファスト デカダンス』というセットメニューが目玉の朝食をラウンジで開始。アルマーニホテルからアクセスできる専用エレベーターで1階から122階まで直通で行くことができ、エクスクルーシブ感もバッチリです。
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こちらが『ブレックファストデカダンス』(450AED/1人、税・サ込)。アラカルトメニューもあり、ふだんはフレンチをベースとした創作料理で、神戸和牛からクラシカルなフレンチコースまでバラエティに富んでいる
▲ こちらが『ブレックファストデカダンス』(450AED/1人、税・サ込)。アラカルトメニューもあり、ふだんはフレンチをベースとした創作料理で、神戸和牛からクラシカルなフレンチコースまでバラエティに富んでいる。
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お楽しみどころは、やはりその迫力のビュー。エレベーターを降りた瞬間に歓声があがること必至です。アールデコな内装はいくつかの部屋に仕切られ趣が異なりますが、位置によって窓外にはドバイの海や街、遠くには砂漠の風景が見られます。

これはもはや飛行機の機窓からの景色では、というほどの高さゆえ、まさに空中に浮いているかのような感覚に。もちろん窓際の席が人気なので、予約は必須。ドレスコードはスマート&エレガントとなっていますが、朝なのでカジュアルな人が多い印象でした。
ふわふわスクランブルエッグにロブスターとトリュフのトッピング。朝食からすでにゴージャスなのがドバイ。アラカルトメニューは一皿のボリュームがなかなかのものだが、シェアも快くOKしてくれる。
▲ ふわふわスクランブルエッグにロブスターとトリュフのトッピング。朝食からすでにゴージャスなのがドバイ。アラカルトメニューは一皿のボリュームがなかなかのものだが、シェアも快くOKしてくれる。
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ビューもさることながら、料理もゴージャス。朝食だから軽め……と見せかけて、アラカルトには和牛のサラダやロブスター入りスクランブルエッグなど、高級食材が並びます。イスラム教の国ゆえに朝食定番のベーコンが和牛だったりソーセージがチキンだったりしますが、それもまたドバイ体験のひとつ。ひと味違うブレックファストなのです。

■ AT.MOSPHERE Burj Khalifa

住所/Level 122, Burj Khalifa, Downtown Dubai, Dubai, U.A.E.
予約/reservations@atmosphereburjkhalifa.com(E-MAIL)
HP/https://www.atmosphereburjkhalifa.com/lounge
営業時間/Decadent Breakfast 7:00~12:00、Lunch 12:30~15:00、Dinner 18:00~24:00

デザートサファリの後に楽しみたい朝食とは

朝食体験でもうひとつ、ドバイならではのベニュー(目的地・開催地)といえば砂漠。砂漠を四輪駆動車で疾走するデザートサファリはドバイでも指折りのアクティビティですが、いくつかの催行会社のうち最もラグジュアリーな体験を提供しているのが『プラチナム・ヘリテージ』。

今回はデザートサファリのあとキャンプ地でショーやらくだのライドを楽しみ、キャンプサイトで宿泊。翌朝は早朝から気球に乗って、そのあとに朝食──という、かなりてんこ盛りな内容です。しかしそれゆえに短い時間で効率よくいろいろ体験できるのがうれしいところ。これはおすすめです!

ざっとアクティビティを紹介しましょう。
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ランドローバーのクラシックカーで砂漠を疾走! 砂漠の自然保護区内なので、周囲にはアンテロープ(オリックス)などの大型動物も見られる。定番アクティビティながら、この大都会と砂漠とのギャップは感動的。
▲ ランドローバーのクラシックカーで砂漠を疾走! 砂漠の自然保護区内なので、周囲にはアンテロープ(オリックス)などの大型動物も見られる。定番アクティビティながら、この大都会と砂漠とのギャップは感動的。
ベドウィン族の暮らし体験のひとつ、らくだライドは二人でも乗れる。らくだはとてもおとなしいものの、かなり高い&揺れるので、こわがるハニーをやさしく支えてあげちゃったりして株を上げよう。
▲ ベドウィン族の暮らし体験のひとつ、らくだライドは二人でも乗れる。らくだはとてもおとなしいものの、かなり高い&揺れるので、こわがるハニーをやさしく支えてあげちゃったりして株を上げよう。
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キャンプサイトの宿泊施設はとてもシンプル。バスルームなどは別棟にあり、室内にはエアコンもない。が、これこそが砂漠の民の暮らしに近い文化体験。電力セーブのため22時には消灯だが、外に出れば満点の星空が!
▲ キャンプサイトの宿泊施設はとてもシンプル。バスルームなどは別棟にあり、室内にはエアコンもない。が、これこそが砂漠の民の暮らしに近い文化体験。電力セーブのため22時には消灯だが、外に出れば満点の星空が!
翌朝は4時起きして、気球ライドへ。今回は20人乗りの大きなかごの場合は乗り込むのも降りるのも勢いが必要でなかなか大変。ハニーを助けてかっこいいところを見せつけよう
▲ 翌朝は4時起きして、気球ライドへ。今回は20人乗りの大きなかご。乗り込むのも降りるのも勢いが必要でなかなか大変。ニキータを助けてカッコいいところを見せつけよう。
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そしてお待ちかね、朝食となるわけですが、こちらは砂漠につくられたオアシスがベニュー。もうそのワードだけでもとんでもない非日常感ではありませんか。
バードサンクチュアリでもあり、まさにオアシスなベニュー。この時間までには太陽がすっかり昇って暑いくらいに。サングラスと日焼け止めは必須
▲ バードサンクチュアリでもあり、まさにオアシスなベニュー。この時間までには太陽がすっかり昇って暑いくらいに。サングラスと日焼け止めは必須。
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メニューはプレフィクスで、前日の夜にオーダーを取ります。メインコースを4種類から選べ、それぞれウォーター(シーフード)、アース(野菜)、ファイア(肉料理)、エア(ふわふわパン?)と、ちょっと古代原子論をにおわせるカッコいいネーミング。
写真は「ウォーター」で、ロブスターとカニがメイン。砂漠のなかでファインダイニング体験とは、さすがドバイ(また言った)
▲ 写真は「ウォーター」で、ロブスターとカニがメイン。砂漠のなかでファインダイニング体験とは、さすがドバイ(また言った)。
ミシュランスターシェフのクラウディオ・フィリッポーネ氏監修によるコラボメニューとのことで、ファインダイニングの味を砂漠で、というとことんゴージャスを追求しちゃうところがとってもドバイ。アドベンチャーのあとだからこそ、こんなゆったりした朝食がうれしいのです。

■ Platinum Heritage(デザートサファリ+宿泊)

HP/https://www.platinum-heritage.com

■ Hero Balloon Flights(熱気球ライド)
HP/https://uae.heroballoonflights.com/private-experience

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南米の日系人シェフによるフュージョンな和食って?

ここで再確認ですが、ドバイのイメージってどんな感じでしょう? 世界一がいっぱいあって、最先端で、インターナショナル。実際のところ、ドバイでは最先端技術を取り入れたいろいろがたくさんありますし、なにより人口の8割以上が外国人という、ニューヨークもびっくりの超・インターナショナルな街。そんなドバイゆえに、近年注目のグルメスポットはなかなかのインターナショナルぶりです。

2020年に完成した『The Link』は、2つの隣り合った高層ビルを吊り下げ式の最新技術でつなぎ、地上100メートル地点にもうひとつの施設を作り出した、ドバイらしいびっくり施設。いわば巨大な渡り廊下のようなこの施設は食にフィーチャーしており、入居するのはミシュランスターを獲得したフレンチレストラン『La Dame de Pic』をはじめ、9つのセレブなレストランばかり。ドバイの新しいグルメ・デスティネーションとなっています。
プールサイドで食事をしたり、プールバーでまったりしたり。極暑のドバイゆえ、こんな過ごし方も取り入れたい。プールの利用は9時から日没までで、予約も可能
▲ プールサイドで食事をしたり、プールバーでまったりしたり。極暑のドバイゆえ、こんな過ごし方も取り入れたい。プールの利用は9時から日没までで、予約も可能。
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すでに星付きのレストランもあるなか、南米の日系人シェフによるフュージョンな和食『TAPASAKE』は「吊り下げられているインフィニティプールとしては世界最長(CNN記事より。UAE内では最長の120m)」というアピールポイントもあって、人気もひとしお。しかも目前に広がるのはバージュ・カリファを含む高層ビル群と、誰もが映えショットを撮りたくなるドバイらしい景色なのです。
海外では居酒屋スタイルでのサーブもまた、食文化体験のひとつ。日本庭園をほうふつさせるような立体的なプレゼンテーションなど、五感で楽しめる食事となっている。
▲ 海外では居酒屋スタイルでのサーブもまた、食文化体験のひとつ。日本庭園をほうふつさせるような立体的なプレゼンテーションなど、五感で楽しめる食事となっている。
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『TAPASAKE』は前述のとおり、日系ペルー人シェフによるフュージョン料理。和と南米の食材や料理手法を巧みに組み合わせ、オーセンティックな和食ではなく、かといって奇をてらったおかしな味付けでもない、ほどよいエキゾチックさが魅力。メニューの数々は見ているだけでも想像力を掻き立てられ、選ぶところから盛り上がります。

「これはどんなお料理?」なんて、ついつい給仕のひとに話しかけてしまいますが、ここでもいろいろな国出身の人が働いているのがドバイ。気さくな人も多くインターナショナルな会話がはずんじゃったりするのもお楽しみどころなのです。

■ TAPASAKE

住所/The Link, 27th floor, One Za'abeel, Za'abeel 1, Dubai, U.A.E.
HP/https://www.tapasakedubai.com (予約はコチラ
営業時間/Lunch 12:00~16:00(日曜日~金曜日)、13:00~16:00(土曜日) Dinner 18:00~25:00(日曜日~金曜日)、19:00~25:00(土曜日)

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アラブな体験のあとにはアラブなフュージョン

滞在中のアクティビティに合わせてその雰囲気に合ったレストランを選べば、より楽しさが倍増します。まずは、観光の定番スポット、スーク(市場)。運河沿いにスパイスやゴールドマーケットがあり、小さな商店がひしめきとても活気があります。

スパイスの強い香りとまばゆいばかりの金のアクセサリーにクラクラする、そんなアラブ体験のあとにぜひ訪れたいのは、『ORFALI BROS』。スークからは車で30分ほどとちょっと離れますが、シリア出身の3兄弟が運営する、地元の人たちに大人気の“ビストロノミー”です。
「コーンボム」はトルティーヤに焦がしコーン粉、パルミジャーノとなかなか食べにくいものの、絶大な人気を誇るロングランなメニュー。手で、一口で食べることを推奨
▲ 「コーンボム」はトルティーヤに焦がしコーン粉、パルミジャーノとなかなか食べにくいものの、絶大な人気を誇るロングランなメニュー。手で、一口で食べることを推奨。
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発酵ドリンクのコンブチャも自家製。コンブチャでこんなに迷うことってある? というほど迷うラインナップなのは、アルコールを供さないためかも。
▲ 発酵ドリンクのコンブチャも自家製。コンブチャでこんなに迷うことってある? というほど迷うラインナップなのは、アルコールを供さないためかも。
アラブの手法を用いていますが、スパイスやナッツ、野菜なども地元の食材を多く使用し、ローカルでありながらインターナショナルという自由な発想で作られたフュージョン料理。「ドバイミシュラン」はもちろん、「The World‘s 50 Best Restaurant」でも常連、そして中東・北アフリカ部門では1位を獲得と、国内外で高く評価されているレストランなのです。
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5日間発酵させたサワードゥ、ブッラータチーズにヘーゼルナッツ、味噌、トリュフオイルのパイ。リークが甘くてびっくり。これをいただくためにまたドバイに来たい
▲ 5日間発酵させたサワードゥ、ブッラータチーズにヘーゼルナッツ、味噌、トリュフオイルのパイ。リークが甘くてびっくり。これをいただくためにまたドバイに来たい。
完全なハラルであるためエミラティ(ドバイ人)のお客も多く、また、ちょいちょいシェフが出てきてお客と会話しているところからも愛され具合がよく伝わってきました。
肉料理にもフルーツがふんだんに使われていたが、やはりデザートは別腹。フルーツやナッツの味わいが楽しめるスイーツはテイクアウェイも可能。常時5~6種類ある
▲ 肉料理にもフルーツがふんだんに使われていたが、やはりデザートは別腹。フルーツやナッツの味わいが楽しめるスイーツはテイクアウェイも可能。常時5~6種類ある。

■ ORFALI BROS

住所/WASL 51 Mall, Dubai, U.A.E.
HP/https://orfalibros.com予約はコチラ
営業時間/12:00~24:00

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ドバイオペラの前に立ち寄りたいレストラン

ドバイでのお遊びとしてはあまり認識されていないかも? なドバイオペラ。バレエやコンサートなど様々な催しが行われるホールで、クラシカルな作品をアバンギャルドに表現した演目が目を引く、ドバイならではの体験のひとつです。

ドバイモールまでも徒歩で数分という立地にあり、周囲にはさまざまなレストランがひしめいていますが、観劇の前にこそ立ち寄りたいのが、『Jun’s』。劇場まで徒歩数分の至近距離にあり、プレシアターのスペシャルプレフィックスを用意しています。
「キニラウ」というフィリピン料理のアレンジ。初めてガールフレンド(今の奥さん!)と訪れたフィリピンで食べて、とても印象的だったという一品。シェフの思い出話つき。
▲ 「キニラウ」というフィリピン料理のアレンジ。初めてガールフレンドと訪れたフィリピンで食べて、とても印象的だったという一品。シェフの思い出話つき。
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オランダ産ホタテとアブダビのマッシュルームソース。地産できないもの以外はすべて地域の食材を用いる主義。「輸入のおいしい野菜を使うよりも、地元のフレッシュな野菜を!
▲ オランダ産ホタテとアブダビのマッシュルームソース。地産できないもの以外はすべて地域の食材を用いる主義。「輸入のおいしい野菜を使うよりも、地元のフレッシュな野菜を!
中国系カナダ人のケルヴィン・チュン氏による料理の数々は、氏の経験に基づいたオリジナル。それぞれの皿には誕生秘話があり、その都度シェフが話しに来てくれるのが楽しくて。シェフが訪れると、どのテーブルからもどっと笑い声が沸き起こる、そんなレストランです。

こちらもミシュランドバイや中東版50ベストレストランに紹介されている有名店ですが、気さくで楽しいシェフのお話もスパイスのひとつに違いありません。
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ドバイオペラは建物も壮観。ドレスアップしてでかけよう。道路の反対側にはバージュ・カリファが見える。
▲ ドバイオペラは建物も壮観。ドレスアップしてでかけよう。道路の反対側にはバージュ・カリファが見える。

■ Jun‘s

住所/Sheikh Mohammed bin Rashid Boulevard, Downtown Dubai, Dubai, U.A.E.
予約/reservations@junsdubai.com(E-MAIL)
HP/https://www.junsdubai.com
営業時間/12:00~26:00(月曜日~日曜日)
『PRE-THEATRE now even happier』は2コースのセットメニューで、スターター+メイン、またはメイン+デザート(150AED)。16:00~19:00

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ジモティ御用達の人気スポットの楽しみ方

ドバイにはもちろんごく“普通”の会社員や学生さんも暮らしているわけで。では皆さんどんなところで食事をしているの? といえば、とても人気があるのは、『ペコー・ティー&ブレッドバー』。

その名のとおり、お茶とパンが自慢のカフェで、ギャラリーやアーティストのポップアップショップなどが立ち並ぶ、ドバイきっての文化発信エリア『アルサーカル・アベニュー』に位置しています。
かつて倉庫街だったアルサーカルにはおしゃれなお店が多い。店内にベーカリーがあり、つねにいい匂いが漂っている。
▲ かつて倉庫街だったアルサーカルにはおしゃれなお店が多い。店内にベーカリーがあり、つねにいい匂いが漂っている。
かつて倉庫だった建物を改装して店舗にしているため、天井が高く明るい雰囲気。ティーハウスとして3年ほど前にオープンし、シェフのカレン・イェ氏による「身体にいいものを」というコンセプトのもと、自社の茶畑から直送された良質のお茶を提供しています。
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パンはなかなかボリュームがある。カレン氏いわく「自分がなにを食べているかわかるようにプレゼンしている」とのことで、一目でなんのパンかわかるようになっている。
▲ パンはなかなかボリュームがある。カレン氏いわく「自分がなにを食べているかわかるようにプレゼンしている」とのことで、一目でなんのパンかわかるようになっている。
ナスと味噌のパン、アボカドサンド、サラダにポルチーニ茸のリゾット……と、軽食とはいえこちらもかなりのボリューム。特にナスのパンとリゾットが絶品だった。
▲ ナスと味噌のパン、アボカドサンド、サラダにポルチーニ茸のリゾット……と、軽食とはいえこちらもかなりのボリューム。特にナスのパンとリゾットが絶品だった。
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お茶のおともに、と軽食もありショーケースにはお惣菜系かデザート系のパンが並び、店内に漂う香ばしい匂いもあいまって片っ端からオーダーしたくなります。

店内は意外と奥行があり、仕事をしながらお茶だけ、という人もいれば友人とまったり、食事をさくっと、という感じにさまざまに利用されているのがわかります。ベーカリーが日替わりなので、今日はなにかな、とついつい毎日顔を出したくなるにちがいありません。
一角にラボがあり、自社製造のお茶の香りをサンプリングしている。もちろん購入も可能。茶葉はネパール、インド、中国、日本から直送
▲ 一角にラボがあり、自社製造のお茶の香りをサンプリングしている。もちろん購入も可能。茶葉はネパール、インド、中国、日本から直送。

■ Pekoe Tea & Bread Bar

住所/Warehouse 59, Alserkal Avenue AI Quoz 1, Dubai, U.A.E.
HP/https://mypekoe.com
営業時間/07:00~21:00(月曜日~日曜日)

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常に混んでいる人気店といえば、『タイムアウト・マーケット・ドバイ』。日本でも数年前に大阪にできた、タイムアウト誌の編集者がセレクトしたレストランが入居するというフードコートです。アラビア風のモール『スーク・アル・バハール』内、バージュ・カリファとドバイファウンテンを一望する絶好のロケーションで、ドバイ生まれのレストランの数々が軒を連ねます。
ショッピングのあとに立ち寄れるカジュアルさ。単なるフードコートではない、上質なレストランばかりというのがさすが。
▲ ショッピングのあとに立ち寄れるカジュアルさ。単なるフードコートではない、上質なレストランばかりというのがさすが。
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レバノン料理にインド料理、とついついスパイシーなものばかり注文。一つ一つのポーションは大きめなので、シェアがよさそう
▲ レバノン料理にインド料理、とついついスパイシーなものばかり注文。一つ一つのポーションは大きめなので、シェアがよさそう。
アジアンダイニングや中東料理などチョイスが多いので、あれもこれも食べたい! というわがままも無問題。バーもあり、中東料理とお酒を一緒に楽しめるのもうれしいところ。先述のJun‘sの姉妹店のような有名店はもちろん、ここにしかないコンセプトレストランも。といっても、夜になればライブも始まり、大勢でわいわい楽しむジモティもたくさんいて、カジュアルな雰囲気なのが最大の魅力でしょう。

噴水が見える側の席は埋まっていることが多いものの、18時から23時までの間は30分おきにショーが始まるので、時間をずらすなどしてトライしてみて。もちろん、食後に散歩がてらふらりと外に出て間近で鑑賞という手もあります。
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バージュ・カリファを借景に30分おきに開催されるファウンテンショー。無料のアクティビティなのに壮観!
▲ バージュ・カリファを借景に30分おきに開催されるファウンテンショー。無料のアクティビティなのに壮観!

■ TimeOut Market Dubai

住所/3rd Floor, Souk Al Bahar, Downtown Dubai, Dubai, U.A.E.
HP/https://www.timeout.com/time-out-market-dubai
営業時間/12:00~深夜(月曜日~木曜日、日曜日)、12:00~25:00(金曜日)、10:00~25:00(土曜日)

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いかがでしたか? 多文化主義ゆえの自由さに惹かれてドバイにやってくるシェフも多く、さまざまな食体験が可能です。

日本からは直行便で行くこともできるので、「ちょっとごはん食べに行かない?」とグルメなニキータを誘ってみては。意外性の数々に、きっと喜んでくれるはず!

取材協力/ドバイ経済観光庁(ビジットドバイ)

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