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2025.01.01

1年で一番“満足度”の高かった買い物! ソニー「Just ear」【完成編】

自分だけの究極のイヤホンを求め、ソニーの“テーラーメイド”イヤホン「Just ear」をついに購入。【オーダー編】に続き、その【完成編】をフォトグラファー・YouTuber中西 学がお届けします!

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 編集/平井敦貴(Web LEON)

究極のイヤホンが完成!

昨年の「モテる家電大賞2024」にもノミネートされたソニーのテーラーメードイヤホン「Just ear」。「東京ヒアリングケアセンター® 青山本店」での“耳型採取”と“音質調整コンサルティング”から約2カ月。待ちに待った待望のイヤホンが完成しました!

前回の【オーダー編】に続き、今回は第2弾【完成編】としてフォトグラファー・YouTuber中西 学がその模様をレビューしていきます!
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約2カ月は至福の待ち時間

Just ear XJE-MH1R、33万円 ソニー
▲ 「Just ear」プロジェクトリーダーの松尾伴大氏。
大人になってから、こんなにもワクワクとした気持ちで出来上がりを楽しみにした経験ってあったでしょうか? それくらい「Just ear」完成までの約2カ月は私にとって至福の時間でした。大分県の「ソニー・太陽」で熟練職人の手作業をこの目で見てきたことや、「東京ヒアリングケアセンター® 青山本店」の菅野さんによる卓越した耳型採取、そして「Just ear」の生みの親であり音質コンサルタントの松尾さんによるこだわり抜いた音質コンサルティングを経験したからこそ、期待値マックスで受け取り日を心待ちにしていたのです。
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実際に仕上がってきたイヤホンは……

Just ear XJE-MH1R、33万円 ソニー
受け取り時、その場ですぐに装着するとフィット感は申し分ないくらい抜群! 遮音性はしっかりありつつ必要な生活音は適度に捉えるのも驚きでした。また、市販のイヤホンだと走ったり激しい動きをするとズレ落ちることがありましたが、その心配は一生しなくていい! と思えるほど耳にピッタリの仕上がりです。

肝心の音質も、私自身90年代のヒップホップやR&Bを頻繁に聴いているので、よりその時代のアナログの“生”の音に近づけるよう“こだわりの低音”を再度松尾さんに微調整していただきました。調整後に聴いた第一印象は「すぐ後ろでドラムを叩いてる!?」というくらい臨場感溢れる音質に。まさに究極のイヤホンの完成です。
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Just ear XJE-MH1R、33万円 ソニー
ちなみにこの異次元の音質を可能にしているのは、低音域に13.5mmの大口径ダイナミック型ドライバー、中・高音域にバランスド・アーマチュア型ドライバーというハイブリッド音響構造を採用しているおかげ。そもそもこんなに大口径のドライバーを搭載するイヤホンを見たことがありませんでしたが、これは「Just ear」のためだけに開発された専用の耳型採取ヘッドゲージが、予めユーザー一人ひとりの耳に最適なレイアウトのシミュレーションを行い、完成時の耳への収まり方を事前にデザインすることで実現できているのだとか。この技術によって大口径ドライバーの採用も可能となっているそうなんです。
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どんなプレーヤーでも最高の音質

Just ear XJE-MH1R、33万円 ソニー
「Just ear」が発売された約10年前は有線のイヤホンがまだまだ使われていましたが、今はワイヤレスで音楽を楽しむ時代。最も一般的なプレーヤーであるスマホだってイヤホンジャックのない機種がほとんどで、大多数がBluetooth接続で音楽を聴いています。

私自身もワイヤレスイヤホンを数多く使っていますが、そんな私が「Just ear」と併せてオススメしたいのがソニーのワイヤレスオーディオレシーバー「MUC-M2BT1」です。レシーバー部分に再生・停止・曲送りが可能なのでいちいちスマホを操作する必要はありません。またNFC対応なのでペアリングも超簡単。「Just ear」の良さを、よりスマートに、最大限に味わえる相棒のようなアイテムです。
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10週年を迎える「Just ear」の今後

Just ear XJE-MH1R、33万円 ソニー
▲ 「Just ear」担当の菅野さん(左)と松尾さん(右)。
最後に、今回の「Just ear」を担当していただいた松尾さんと菅野さんに今後の展望をお伺いしました。

菅野さん 「Just ear」はただ“型“を作るだけではない、“工芸品“を作る感覚ですね。毎回120%で仕事しています。ほんの1mm・数度でガラッと変わってしまうのでやり直しすることもザラですが、耳型を取ってそこでお終いという流れ作業ではない、「Just ear」以外にはない仕事をより進化させていきたいですね。

松尾さん 約半年後に10周年を迎えますが、「Just ear」は顧客・クリエイターとの接点を大切にし、寄り添い、繋がりながら成長してしてきました。ソニー全体で見てもこのような事業モデルはなかなかありません。今後は「Just ear」での“縦”の経験を活かし、ソニーグループとして“横”にも繋げていきたいですね。また、ユーザーのファンコミュニテイーをより強化したり、SNSなどでユーザーが発信しやすい領域を作っていきたいと思っています。この10周年を機に、ユーザーのリアルミーティングの場の再開や「ソニー・太陽」への来社ツアーなどもできたら面白いですよね。
Just ear XJE-MH1R、33万円 ソニー
最終調整が完了した「Just ear」はゴールドのプレートが入れ替えられ、音質マイスター直々にコメントを添えたカードと一緒に手渡されます。イヤホンとして決して安い買い物ではありませんが、このとてつもない制作へのこだわりを考えればその価格も納得です。私にとって今年一番満足度の高い買い物だったことは間違いありません。

すべてのものに最上級のこだわりを持つLEON読者に、自信を持ってオススメできるテーラーメイドイヤホンですので、気になる方はぜひお問い合わせしてみてください。

◼︎ お問い合わせ

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