2025.02.15
野田クリスタル(38)櫻井貴史(45)鈴木啓太(43)美容オヤジがモテる理由とは?
年齢を重ねてなお魅力的なオヤジさんには、ちゃんと理由があるんです。もう歳だから仕方ない? いーえ、だからこそ美容や健康を気遣っているかどうかが大きな違いに。それを体現する方々に、自分メンテ法をうかがいました。
鈴木啓太(43)「人間は腸が一番大事。バナナみたいなうんちが理想です」
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鈴木 7、8歳の頃から、調理師の母に「啓ちゃん、人間は腸が一番大事よ。毎日うんちを観察しなさい。バナナみたいなうんちをしなさい」と言われてきたんです。当時はまだ腸活という言葉はありませんでしたが、便は「便り」と書くように、文字通り自分の体からの便りなんです。形も色もさまざまで体調や食べた物によって日々変わるので、一番体の内部の状況がわかりやすいんですよね。
── 便の観察以外にどんな腸活をしていましたか?
鈴木 子供の頃からおやつとしてぬか漬けや納豆、梅干し、海苔などを食べていました。お菓子ももちろん好きでしたが、それ以上に祖母が漬けたぬか漬けが大好きで、冷蔵庫に入っていると全部食べちゃって怒られていたくらい。ぬか漬けや納豆は発酵食品で菌の宝庫だし、海苔は菌の働きを助ける水溶性食物繊維なので、まさに腸活だったんです。
櫻井貴史(45)「40代以上はケアしているかどうかで絶望的な差が生まれる」
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── なんだか、ボクサーとか格闘家みたいですね。
櫻井 やっていることはもしかしたら近いかもしれませんね。目標の日に合わせて、長い時は1週間くらい断食して……。そういうしんどい思いをして準備をすると、現場に行った時にカメラのレンズの奥をカッと凝視できるんですよ。
── モデル時代から自分を実験台にすごくいろいろ試してきたんですね。
櫻井 いや本当に、体を張って人体実験って感じです(笑)。
野田クリスタル(38)「“芸人は不健康”な時代は終わった。今は健康じゃないと笑えない」
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野田 そうですね。お笑いって何が正解なのか、たぶん一生誰にもわからないんですよね。世間的には失敗と言われる経験すら、笑いに繋がることがあるじゃないですか。
そんなお笑いという不確かな世界で結果を出すために、自分ができることなんて1個もない。そう考えると、すごく嫌になるしストレスも溜まるんですよね。「売れたい! 本気出したい!」という情熱はあっても、みんなどこでその本気を出せばいいのか、わからないんです。
それで、何をしていいかわからないから筋トレするんです。トレーニングは頑張っただけ、ちゃんと結果がついてくるんで。
美容オヤジは他にも
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及川尚輔(57)「135歳まで生きることに生涯を賭けて挑んでいます」
── 135歳まで生きるという目標を掲げたそもそものきっかけは?
及川 50代初め頃に家族や友人に健康のトラブルがあって、老いと健康について深く考えるようになったなかで、老化は単なる自然なプロセスではなく、管理や努力でコントロールできると学んだのがきっかけです。「自己幹細胞培養療法」を体験し、幹細胞を減らさなければ老化を食い止めることができるのでは? という仮説を信じるようになりました。
── とはいえ、135歳というのは思い切った目標設定かと。
及川 ギネス記録では、フランスのカルマンさんという女性の122歳が世界最高齢ですし、不老長寿を目指している人は世界にいますが、皆さん失敗していますからね。ただ、もともと自分には「限界を設定せずに挑戦する」という信念があって、やってみようと思ったんです。
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河北裕介(50)「太ってようが髪が薄かろうが、姿勢さえビシッとしていたらモテる」
── 河北さんは今50歳ですが、なんか以前より顔がほっそりして、肌がツヤツヤしていません?
河北 ありがとうございます。でも、何か特別なことをしたわけじゃなく、ただ姿勢を変えただけなんですよ。
── 姿勢?
河北 はい、姿勢です。以前の僕はストレートネックで、巻き肩だったんです。巻き肩になると首が前に出てきて、顔が大きく見えてしまう。循環が悪くなるので、むくみやすくなるし、肌のターンオーバーも乱れてしまい、こんなにケアしているのになんで?となるんです。