2024.02.08
ヴァレンタインデー&ホワイトデーに作ってあげたい!
失敗知らずのバスクチーズケーキで今日からスウィーツ男子
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
- CREDIT :
文・編集/秋山 都 レシピ&調理/野本やすゆき 写真/吉澤健太
実は非常に簡単で失敗知らずだった「バスチー」こと、バスクチーズケーキ
そして、このバスチーこと、バスクチーズケーキもある日突然人気になり、今やすっかりスウィーツの定番となりました。でも、そもそもこのバスチーって、どんなスウィーツなんでしょうか? ベイクド(焼いた)チーズケーキで、表面が黒く焦げてればいいの? バスクと付くからには、スペインのバスク地方が発祥なんでしょうか?
「バスクにはバスチーがないらしいですよ」と野本やすゆきさん。聞けば、食通の聖地として名高いサン・セバスチャンのとあるレストランのレシピが人気となり、世界的に伝播したのだとか。なるほど、バスクに行ってもバスチーが食べられるとは限らないんですね。
「そして、表面が焦げているだけではなく、中がしっとりとしているのがバスチーの特長。一般的なベイクドチーズケーキは失敗すると中がパサパサになることが多いのですが、バスチーは短時間の強火で焼き上げるから、失敗しにくい。分量などもそれほど神経質に計る必要がなく、初心者向け。外は焦げて香ばしくなり、中はとろりとした食感が楽しいケーキですよ」
なるほど、ハードルが高そうに感じるお菓子づくりですが、意外に簡単なのかも? ならば、チャレンジしてみましょう!
「バスクチーズケーキ」を作ってみよう!
材料(直径18センチのケーキ1台分)
クリームチーズ 250g
生クリーム 200ml
砂糖 80g
薄力粉 大さじ1
レモン汁 小さじ1と1/2
溶き卵 2個
塩 ふたつまみ
ヴァレンタインはチョコをもらう日と決めつけず、ふたりでスウィーツを作る日にしてみてはいかがでしょう? チョコより甘~い日になること、間違いなしです!
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。
最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。