2024.03.02
「好きだった人にはいきなりラブホテルに連れ込まれて……」ほか。美人はスーパーカーである【恋愛編】傑作選
人気バーのマスターにして作家の林 伸次さんが巷の美人たちのプライベートに迫る連載「美人はスーパーカーである」【恋愛編】から、人気記事をプレイバックします。
美人とは「美」という高スペックを備えたスーパーカーのような存在ですが、果たしてそのスペックは彼女たちに何をもたらすのでしょうか? 美人たちのお仕事や恋愛談をこっそりお見せします。
アイドルを目指した美女のその後「ちゃんとお金を稼げる人になりたかった」
「恋愛はそんなに活発でもなかったです。部活を掛け持ちして熱中していたのもあるかな。私、音楽が大好きなんです。小さい時にのど自慢の大会に出て、市のグランプリを取ったこともあるんですよ」
── 子供の頃から歌が得意だと、アイドルに憧れたりはしなかったんですか。
「ずっと憧れていて、オーディションを受けたこともあるんですけど、ダメでしたね(笑)。なので普通の女子高生としてバンドを組んで楽しくやっていました」
── そのままバンドでやっていこうとは思わなかった?
「憧れはありましたけど、ちゃんとお金を稼げる人になりたかったから」
クセ強なオトコに引っかかり続けた美女の恋愛の顛末は?
「偏見かもしれませんが、私の経験上、専門的な職業の方ってひとつのことに集中するのはできるけど、細やかな気配りはできませんという感じの人も多いんですね。その後にお付き合いした救急隊員の方とはつらい恋愛になりましたね」
── どんな人だったんですか。
「ちょっとナルシスト。自分にも厳しいのかもしれないけど、人に対して厳しい。当時私は大学生でしたが、経済的にもいろんな面でも独り立ちをしてないことに対して結構言われました」
── そんな、学生相手に厳しいことを言うんですね。
「当時は進路に悩んでいる時で、両親にあまり応援されてない道を行こうとしていたので、ひとりで頑張るしかないって思い詰めていたんですね。その人からも厳しく言われるので、余計自滅してしまって」
「ずっと好きだった人にはいきなりラブホテルに連れ込まれて……」奥手美女が求めるオトコとは?
「そうなんです(笑)。仕事関係の女子とのホームパーティーに声をかけてみたら、その彼が友人と来てくれたんですね。朝になって一緒に帰ったんですが、その帰り道に雪が降っていて『寒いからどこかに入ろう』と言われ、『1〜2時間なら大丈夫だよ』と答えたら彼がタクシーを捕まえて。連れていかれたところがラブホテルでした」
── え、朝ですよね? すっごいですね。やる気満々というか。じゃあ、もういいやOKって?
「最初はめちゃくちゃ抵抗してたんですけど、本当にずっと好きだったし、そんなに後悔しないだろうと思って」
── なるほど、初めてだというのは伝えたんですか。